車を手放す際には車内のキレイさも査定のポイント
自宅と同じように「くつろげる場所」として愛車の中を挙げる人は多いのではないでしょうか。誰にも干渉されず、自分だけの空間を保つことができるので、タバコを吸ったり、飲食をしたり、時には泊まってみたり・・・と思い思いの過ごし方をしている方も多いことでしょう。
車内で快適かつ自由に過ごすのはいいのですが、知らず知らずのうちに汚れがたまってしまいます。
実は、車を手放したいと思った時に意外と査定に響くのが、車内のキレイさであることはあまり知られていません。できるだけ車内をキレイに保つために知っておきたい、車内が汚れる原因や掃除する際のポイント・おすすめグッズを紹介します。
車内に汚れがたまる原因となっているのは何?
車を大切にしている人の中には「土足厳禁」や「飲食禁止」など、いろいろなルールを作っている方もしらっしゃるかもしれません。ですが、それだけでは車内のキレイさは保つことはできません。
車内が汚れる原因を見ていきましょう。
◎シートの下
靴や服についた汚れ・髪の毛や花粉など、飲食物を落とす、などが原因でシートの下にはいろいろなものが落ちています。放っておくと雑菌が繁殖する原因になります。
◎エアコンの吹き出し口
車内でのたばこの臭いや外気を入れた際の花粉などがエアコンのフィルターについてしまうと、エアコンの吹き出し口から出てくる空気も汚れてしまったり嫌な臭いが出るようになります。
◎皮脂による汚れ
ハンドルやシフトレバーなどにテカリがあるのは、皮脂による汚れです。放置すると取れにくくなりますし、見た目も悪くなります。
◎シート
長時間座っている際はもちろん、夏場などは乗り込んだ際に汗が染み込んでしまいます。湿気によるカビや雑菌の繁殖、臭いの原因になります。
車内の清掃を業者に頼むとキレイになる?
車のコーティングなどをしてくれる業者の多くには車内の清掃プランもあり、しっかりと車内を清掃してくれます。確かにキレイにはなりますが、部分ごとに値段が細かく分かれていることが多く、すべてを依頼するとかなりの費用が必要となります。
車内の清掃は日ごろからこまめに取り組んでおくことで、業者に頼むほどではなくなりますので、自分でやることをおすすめします。
車内をキレイにするためのグッズはこれ!
車内の汚れはついてしまった時にすぐに掃除をするのがおすすめです。車内をこまめにキレイにするために用意しておきたいものを紹介します。
◎タオル
窓の内側を拭くために使います。お子さんが乗った後などは、意外と触った跡などがついています。
◎ティッシュ・ウエットティッシュ
こぼれたものをすぐに拭きとるためにはティッシュ、多少時間がたってしまった汚れでもウエットティッシュがあれば、ある程度の汚れは簡単に落とすことができます。
◎ごみ箱
ティッシュやウエットティッシュを使ったら、きちんとごみ箱に入れましょう。車内で飲食した際に出たごみもきちんとまとめられるようにしておきます。
◎ドリンクホルダー
飲み物は必ず決まった場所に収納できるようにしておきましょう。
◎車用掃除機
コードレスで使うことができるハンディタイプのものがおすすめです。吸い取り口が広いもの・狭いものと交換できるとより便利です。
◎消臭剤(車内用・エアコン用)
余計な臭いをつけないためには、芳香剤ではなく消臭剤を使うのがおすすめです。
◎シートカバー
車内を汚しやすい小さなお子さんがいるご家庭であれば、はっ水タイプのシートカバーを利用するとシートが汚れにくくなります。
車内の清掃は「上から下へ」で効率よく済ませよう
車内を清掃する時には「上から下」を意識して効率よく汚れを落としていきましょう。
清掃する順番は
1.天井
2.窓
3.シート
4.ハンドル・その他内装(ダッシュボードなど)
5.床(マット)
です。
清掃はまず、車内に置いてある荷物を車外に出します。フロアマットを出したら天井から掃除を始めましょう。
水の力で汚れを落としてくれる「水の激落ちくん」や拭くだけで汚れ落とし・除菌ができる「車内用おそうじクロス」、「シートクリーナー」などがあると便利です。