車の中をキレイに保つために心がけること
愛車をキレイに保つためには、外見だけでなく内装も大切にしておきたいものです。洗車はこまめにおこなう方でも、車内の清掃にはあまり気を使っていない方も見受けられます。
車内で目立つ汚れとしては、ゴミや靴についた砂などの汚れです。車内で飲食をする機会が増えると、食べこぼしなども発生します。足元に敷いているマットやシートの隙間などに汚れがたまりやすいので、洗車時には車内の清掃もするように心がけましょう。
意外と気づかないのが、においです。タバコはもちろん、ペットのにおいや食べ物のにおいなどは車に残りやすいので普段から気をつけるようにしておきましょう。
車の中をキレイに保つために用意しておきたいもの
車内の汚れが気になった時にすぐにキレイにしておくと、大がかりな掃除はあまりする必要がなくなります。気づいた時にサッときれいにするためにあると便利なものを紹介します。
・タオル
車内から窓に指紋をつけてしまった時などにサッと拭くことで視界が良好になります。
・ティッシュ
食べこぼしなどを拾う際に役立ちます。
・ウェットティッシュ
ティッシュだけでは落ちにくい汚れも、ウェットティッシュであれば落ちやすくなります。外出先で汚れた子どもの手などを拭く際にも役立ちます。
・ごみ袋
車内で出たごみはきちんと決まった場所に集めておくようにします。ある程度たまったら、口をしばって捨てましょう。代わりに新しい袋をセットしておくと、ゴミが車内に散らばることを防ぐことができます。
・消臭剤
車のにおいを軽減させるのに役立ってくれます。芳香剤もありますが、余分な香りをつけることになったり、車内のにおいと混じったりするので消臭剤がおすすめです。
・シートカバー
シートの隙間にゴミが入ってしまうと、なかなか取ることができません。また食べこぼしや飲み物をこぼしたシミなども取れにくくなります。新車の時からシートカバーを使っていれば、シート自体が汚れることを防ぐことができます。
・車用の掃除機
充電式のハンディタイプの掃除機があると、多少の汚れもサッと取り除くことができます。洗車時に使うという方もいますが、いつでも取り出せるようになっていると、安心です。
車内を清掃する際に気をつけたいポイント
日頃のこまめな掃除もいいのですが、時間がある時にはゆっくりと車内を清掃するとよりキレイを保つことができます。車内を清掃する際に気をつけるポイントを紹介します。
・曇りの日に掃除をする
晴れた日は車内に熱がこもり、温度が上がってしまいます。ゆっくりと丁寧に作業を行うなら曇りの日がおすすめです。風が強すぎると車内に砂埃などが入り込んでしまうこともありますので、風が穏やかな日を選ぶようにしましょう。
・掃除の順序は「上から下へ」
家の中と同じく、車内の掃除をする際にも「上から下」を心がけて行うようにしましょう。
・シートの掃除は始めに掃除機、次に粘着クリーナー
まず、掃除機で大きなゴミやほこりを吸い取りましょう。目に見えるゴミは掃除機でキレイになります。掃除機を全体的にかけ終わったら、シートなどは粘着クリーナーをかけます。掃除機では吸い取りきれなかった髪の毛やゴミを取ることができます。
・細かな部分の汚れは歯ブラシで落とす
ダッシュボードの表面には細かなシワ加工がされていることが多くあります。ウェットティッシュでサッと拭いても、細かな溝の汚れは落ちないことがあります。そんな時に役立つのが、歯ブラシです。100円ショップなどで売られているもので、溝の汚れをかきだします。
エアコンの吹き出し口・スイッチ回りなどの細かな部分も、歯ブラシで汚れを書き出せばキレイになります。
・フロアマットは水洗い
泥やほこりがつきやすいフロアマット。汚れもこびりつきやすいので、落とす際にはたわしでゴシゴシとこすりましょう。汚れをある程度落としたら水洗いをして天日干しにしてしっかりと乾かします。
普段からできる、車内をキレイに保つコツ
車内の掃除を楽にするためにも、普段から気をつけておきたいことを紹介します。
・靴の汚れは乗車前に落とす
・車内での飲食は控える
・ペットはケージに入れて乗せる
・車内は禁煙にする
車の中を汚さないことを気にするだけで、キレイを保ちながら乗り続けることができます。ちょっとした気遣いを忘れないようにしましょう。