ディーラーで車に試乗!準備することはある?
新車を購入することを決めたら、実際に乗ってみることが大切です。外見の好みだけでなく、乗ってみた感覚も確認するのがポイントとなります。
乗ってみたい車が決まったらまずはディーラーに電話をして、乗りたい車が試乗車として置いてあるかどうかを確認するようにしましょう。ディーラーによってはホームページで試乗の予約ができるようになっていることもあります。
試乗をしないで車を購入すると「思っていたのとは違う」ということが出てくるかもしれませんので、試乗は大切です。
実際に試乗したら車の何を確認すればいい?
ディーラーに試乗の予約をしたら、事前にどのようなポイントをチェックしておきたいかをメモしておくようにしましょう。試乗の際に一つずつ確認することで、納得できる車を選びやすくなります。
◎シートの座り心地
運転席ではシートの座り心地と、景色の見え方を確認しましょう。シートは動かして自分がベストだと思う位置・角度にして確認をします。
運転席だけでなく後部座席にも座って確認することも忘れないようにします。
◎ハンドル操作
試乗の際に、ハンドル操作を意識してみましょう。ハンドルの重さや操作性・遊びなどを確認しておくのがいいでしょう。
◎アクセル・ブレーキペダルの感覚
ハンドルと同様、ペダルについても感覚を確認しておきましょう。
◎バックミラー・サイドミラーからの見え方
試乗をしたら、ミラーから見える景色の見え方も確認しておきます。シートの位置・姿勢などで見え方も変わるので「見づらい」と感じないかどうか確認しておきましょう。
◎メーターの位置・見やすさ
運転中に大きく視線を動かさずにメーターなどが見えるかどうかを確認します。見えやすさも重要です。
◎室内空間
運転席だけでなく、助手席・後部座席にも座って室内空間が快適に感じるかどうか確認をしましょう。天井の高さや幅・隣の人との間隔なども考えてみるといいでしょう。
◎ボディの色・ツヤ
屋内にある時・屋外に出た時・光の当たり方などでボディの色は違って見えます。カタログとの違いもありますので、実際にいろいろな場面で色やツヤを確認するようにしましょう。
◎エンジンルーム・トランク
試乗の際に確認し忘れがちなのが、エンジンルームやトランクです。見やすさ・荷物の積み下ろしのしやすさなどを確認しましょう。
◎エンジン音
エンジンの大きさや種類などによって、エンジン音も変わってきます。
◎車の大きさ
車庫が決まっている場合には、車庫に入る大きさであることが大前提となります。車庫に入る大きさであっても余裕がなさすぎると生活に支障が出る場合もあります。車庫に対して余裕のある大きさであるかどうかはしっかりと確認をしておきましょう。
車の購入を決める際には、家族や友人など第三者の立場から意見が言える人を連れて行くのもおすすめです。いろいろな角度・方向から意見を聞いてみましょう。
試乗をしたらすぐに商談をするのはNG!
ディーラーで試乗を終えると、営業担当者からカタログや見積書が提示されます。ですが試乗後は疲れもありますので、ゆっくりじっくりと営業担当者の話を聞く余裕や、冷静に判断ができないこともでてきます。いくら車を気に入ったとしても、その場で商談に入るのはやめておきましょう。
とりあえず一度、カタログや見積書を自宅に持ち帰り、再度試乗を振り返りながら考えてみましょう。他にも気になる車があるのであれば、そちらも試乗してみるのもいいでしょう。同じメーカーの別の車種やまったく別のメーカーの車でもいいですので、比較検討して気に入った車を選ぶのがおすすめです。
メーカーによって特徴の違いや、独特のクセなどがある場合があります。1つのメーカーで気に入った車種が見つかった場合には、他のメーカーの同じタイプの車に乗って比べてみるのもいいでしょう。違いを実感して、自分が求めている車を買うことができるようになります。