中古車の魅力は納車までのスピードが早いこと
自分の車が欲しい!と思っても、ディーラーに出向いて新車を購入しようと思うと実際に契約そしても、そこから車が納車されるまで数か月かかることがあります。取り急ぎマイカーを手に入れたいと思ったら、契約から納車の期間が短くて済む中古車を探してみるのもいいでしょう。
中古車の購入については、新車を買うよりも早く納車してもらうことができます。中古車を購入する際の流れについて見ていきましょう。
中古車を買う際の流れが知りたい!
基本的には新車の購入と流れは変わりませんが、それぞれに要する時間が短くなっており、新車を買うよりも早く納車されることが多いのが中古車購入の流れの特徴です。
◎中古車購入の流れ
・予算を決める
車の購入にどれくらいのお金を用意できるのか、予算を決めておきましょう。購入できる車は予算から諸費用を引いた額の車になります。「予算=車の価格」にはなりませんので、注意が必要です。
(諸費用については後ほど詳しく説明します)
・情報を集める
どのような車が欲しいのか、大きさや乗りやすさ・車のタイプぐらいは決めておきましょう。必ずしも希望通りの車が見つかるとは限りませんが、それに近い車を見つけるためには情報収集が大切です。
・中古車販売店を回る
街中にある中古車販売店を回って、実際の車を見てみましょう。インターネットで車を探すのも一つの方法ですが、ネットで見つけた車も必ず一度は販売店で状態を確認するのがおすすめです。
・見積もりをもらう
欲しい車が決まったらその車が置いてある販売店に出向き、見積書を出してもらいましょう。中古車については、値下げ交渉も可能です。何店舗かの販売店を見て、見積もりを比べ車の状態も考えて交渉を進めましょう。
・契約する
納得のいく状態の車が見つかり見積もり書も手に入れたら、いよいよ契約です。車を登録する際には車庫証明が必要となりますので、事前に自宅から2km圏内の場所に駐車場を確保しておくことを忘れないようにしましょう。
・料金を支払う
契約後、車の料金を支払います。
・任意保険に加入する
車の代金を支払ったら、車検証ができてきます。車検証ができたら任意保険に加入できます。保険には納車当日から補償されるように加入しておく必要があります。
事前にFAXで車検証を入手するか、保険の加入に必要な情報を電話などで販売店に聞いておき、保険に加入します。
・納車される
任意保険の加入ができたら、納車当日から安心して車に乗ることができます。
中古車購入時に必要な諸費用の中身は?
中古車の購入時には、新車と同じように車の価格とは別の諸費用が発生します。新車の購入とは少し違う部分もありますので、知識を入れておきましょう。中古車の場合、どのような費用が必要となるのか、紹介します。
◎自動車税
毎年5月にその年の税金の支払いがありますが、年度途中で車を購入した場合には車を買った月からその年度末までの費用を月数で割った額を支払う必要が出てきます。
◎自動車取得税
車の価格・年式によって変わってきます。中古車の場合50万円以下で購入できれば非課税となります。
◎自動車重量税
車検切れしていた車を購入した場合に必要となります。車の重さが重いほど高くなる仕組みになっています。
◎消費税
一般的な買い物と同じ率の消費税が中古車の購入にもかかります。
◎自賠責保険の保険料
車検切れしていた車を購入した場合に必要となります。普通乗用車であれば24か月の加入で3万円ほど必要になります。
中古車の場合、車検が切れていない車であっても、車の価格に重量税や自賠責保険料が含まれていないことがありますので、しっかりと確認をしておくようにしましょう。この確認を怠ると、車検のある車でも諸費用の出費が意外と増えてしまう原因になってしまいます。