車は買った時点で「中古車」になるという考え
新しい車が家にやってくるとウキウキして、ドライブを楽しみたくなります。マイカーなので、どのように乗っても自由ではありますが・・・何年後かに買い替えをしたい、愛車を手放さなければならないとなった時には「中古車」として手放すことになります。
その時に少しでも高く買ってもらえるようにするためには、車に乗り始めた時からマイカーは「中古車」として取り扱われることを意識して大切に乗ることがポイントとなってきます。
車を高く売るために大切にしておきたいポイント
車の買取業者は、車の売却の話がくると必ずチェックするポイントがあります。それが、
・車種
・色
・年式
・走行距離
です。
なるべく新しい車種・人気のある車種や色・あまり走っていない車であればあるほど、買取価格が高く査定されます。ですが、愛車にはなるべく長く乗りたいと考えている方も多いでしょう。そんな方は年式が古くなったり走行距離が増えてしまうことはあきらめて、できるだけきれいな状態で愛車に乗るかを大切にしてみましょう。
具体的なポイントを挙げてみましょう。
・メンテナンスをしっかりとしておく
・車内でたばこを吸わないようにする
・車内で飲食をしないようにする
・動物は乗せないようにする
外見に大きな傷などがないことももちろん大切です。ですが、こまめにメンテナンスをして故障が少ない状態を保っておくこと、においや汚れを車内につけないために、たばこ・飲食・動物を禁止しておくことも車をキレイに保つために重要になってきます。
車のにおい(タバコ・飲食物・動物など)については、落としにくいうえに気にする人が多くいるという特徴があります。そのためにも「余計なにおいを付けない」という点に気をつけておくようにしましょう。意外にも見落としがちなのが「芳香剤の使用」です。タバコや動物のにおいを消そうと、芳香剤を使ってしまうのは逆効果になることもあります。芳香剤のにおい自体を敬遠する業者もいますので、気をつけましょう。
また、車内での飲食は食べこぼしによるシート・フロアマットの汚れ、においの原因にもなります。やむをえず車内で飲食する必要がある場合には、車内ににおいがこもらないように、さらに食べこぼしをしないように気をつけるようにしましょう。
いい状態で車をキープするコツはあるの?
車全体をきれいな状態で保とうとするなら、以下のことに気をつけるようにしましょう。
・洗車をする
・車内の清掃をする
・オイルや部品の交換は早めにする
特殊なコーティングや塗装が施されている車であれば、こまめな洗車はあまりしない方がいい場合もありますが、定期的な洗車は車をきれいに保つうえで重要なポイントとなってきます。手洗いでも機械による洗車でも構わないので、汚れが気になるようになったら洗車をするようにしましょう。その際、大きな傷などがついていないかも確認しておくのがおすすめです。
車内については、タバコ・飲食・ペットの乗車を禁止しても汚れがつくものです。フロアマットをはたくとたくさんの砂や土が出ることでも分かると思います。乗車時に靴や足元についた大きな汚れを落としてから乗ることを習慣づけたりすることで、車内の汚れはつきにくくなります。車内清掃をする時に、どのような汚れが多いのかを分析し、汚れが付きにくいように工夫をしてみましょう。
車が急に故障をしたりすると大きな事故の原因になってしまうこともあります。そのような状態を避けるためにもオイルや部品の交換は早めにすることを心がけましょう。オイルの汚れ具合から、エンジンの状態なども知ることができます。エンジンをいい状態でキープするためにも、オイル交換は定期的にするようにしましょう。オイル交換の目安は3,000~5,000㎞の走行ごと、あるいは半年に1度です。こまめなメンテナンスと、その記録を残すことで車の状態がいいことを証明することもできます。