中古車選びで失敗しないポイントは3つ
新車よりも安くマイカーが手に入れられるのが、中古車の魅力です。ですが、中古車選びは失敗してしまうと新車を買うよりも大きな出費が必要になってしまう場合もあります。できるだけ安くいい中古車に出会うために気をつけておきたいポイントを3つ紹介します。
・状態のいい車を見極めて選ぶ
・できるだけ安い価格で購入する
・販売店は保証がしっかりしているところを選ぶ
上記の点をしっかりとおさえて、質のいい中古車を選びましょう。
状態のいい中古車を見極めるにはどうすればいい?
限られた予算の中で状態のいい中古車に出会うためのポイントを見ていきましょう。
◎良い営業マンと出会う
中古車販売店で気になる車について質問をした際に、こちらの状況を理解し親身になって説明をしてくれる営業マンに出会うことができれば安心して任せることができます。車のいい部分だけでなく悪い部分もきちんと説明してくれるかどうかがポイントになります。
◎車のコンディションを確認しよう
気になる車が見つかったら、車のコンディションを確認しましょう。確認する項目は以下の通りです。
・各部分の外装
・タイヤの状態
・内装
・エンジンルーム
外装部分は傷・へこみなどの有無だけでなく、ミラーやライト・パネルなどに不具合がないかどうかも見るようにしましょう。内装についても汚れや傷だけでなく、走行距離を確認したり電気機器がしっかりと動くかどうかを確認します。
タイヤは溝の深さを確認、劣化によるひび割れなどがないかどうかも見ておきます。購入後すぐに交換が必要となると余計な出費となってしまいます。
エンジンルームには消耗部品が多数あります。タイヤと同様に購入後すぐに交換が必要になると出費がかさみますので、注意が必要です。
◎試乗・試運転をする
見た目の車チェックが終わったら、実際に乗り込んで試運転をさせてもらうようにしましょう。運転が無理であれば、乗り込んでエンジンをかけるところまでをさせてもらいます。その時点で、気になるポイントが出てくれば営業マンに確認をしてみるようにします。
試乗・試運転をしてみて何か引っかかる部分が感じられたら、思い切ってその車は選ばないようにしましょう。自分の直感を信じることで、より良い中古車に巡り合える可能性が高くなります。
安くてもいい中古車に出会うポイント
安い中古車は不安という考えは少し古いかもしれません。安くなるにもそれなりの理由が隠れています。
◎モデルチェンジ前のモデルの車
車はモデルチェンジするごとに性能や燃費が良くなっています。そのため、モデルチェンジが発表されると1つ前のモデルの新車はもちろん、中古車も価格が安くなります。
◎ボディカラー
同じ年式・走行距離の中古車でもボディカラーが違うだけで価格に差が出ることがあります。人気のあるボディカラーのものは、中古車でも高くなるということです。
◎装備に注目
中古車は購入後にメーカーオプションの装備を付けられないことが多々あります。状態の良い車でも装備が少ないと言うだけで安くなっていることがありますので、装備の充実度を確認してみるようにしましょう。装備が気にならないのであれば、安くてもいい中古車に出会える確率が高くなります。
◎燃費をチェック
ハイブリッドカーなどの低燃費車は中古車でも高値に設定されていることがあります。自分がどれくらい乗るのかも含め、ハイブリッドカーとそれ以外の車でどれくらいの差が出るのかを検討してみましょう。ハイブリッドカーでない方が維持費やガソリン代が安くつく場合もあります。
◎走行距離をチェック
中古車の価格は、走行距離5万㎞を境に値段に差が出ると言われています。ですが、最近の車は10万㎞以上でも問題なく走れるものが多くなっています。きちんと整備・メンテナンスがされた記録のある車であれば5万㎞以上走っていても安心して乗ることができると考えられるでしょう。