初めての新車購入!商談から納車までの流れを知ろう

新車購入の注意点

車の購入は焦らず慎重に話を進めよう

車はマイホームに次いで大きな買い物だと言われることが多くあります。大きなお金が動く買い物となりますから、慎重に選びたいものです。

初めて車を購入する際には特に余裕を持って商談をし、購入するのがおすすめです。
焦らないように事前に流れなどを知っておき、後悔のない車選びができるようにしましょう。

新車が欲しい!商談から納車までの流れを知ろう

車が欲しい!と思ってから、実際に車が家に届くまでには長い時間がかかります。まずは、その流れを知っておきましょう。

1)ディーラーで見積書をもらう

自分が買いたいと思う車のタイプや車種が決まったら、各メーカーのディーラーを訪れて見積書を作ってもらいます。
この時注意したいのは、「見積書=契約」ではないということです。

あくまでも「欲しい車がいくらぐらいなのか」を知る作業だと思って臨みましょう。
複数のディーラーをまわるうちに、前のディーラーより安い見積もりが提示されることもあるかと思いますが、慌てて契約する必要はありません。

情報集め、という心づもりで見積書を作ってもらいましょう。

2)値引き交渉をする

複数の見積書を入手後に、本当に欲しい車種を絞り込んだら値引き交渉をしてみましょう。特に年度末の2~3月あたりにはディーラーも販売台数を増やしたいと考えているため、値引きしてもらいやすい時期となります。

フルモデルチェンジした直後の車などは値引きされない場合が多いので、交渉が無駄になることもありますが、車種によっては大きな値引きをしてもらえることがありますので、2~3回程度は値引き交渉をしてみましょう。

3)契約書にサインをする

納得のいく値引き交渉ができたら、契約書にサインをします。契約書にサインをした後は変更できないことがでてきますので、サイン前に最終の確認をしっかりとしておくようにしましょう。

契約をした後は、車庫証明や各種手続きを行う必要が出てきます。手続きの都合上、平日にしかできないものもありますので注意が必要です。必要な書類を用意するために時間がかかると、その分納車も遅くなっていきます。

4)納車

車によって、契約から納車まで数週間の場合もあれば数か月待ちになることもあります。事前に契約から納車までの平均的な時間を聞いておくと安心です。

実際に商談から納車まではどれくらいの日数がかかる?

車に4月から乗りたいと思った場合には、1月頃から準備をしておく必要があります。それは、契約から納車までの日数が車種によって違うからです。

いつから車が必要、というタイミングのない方は値引き交渉がしやすい年度末に行動を開始してもよいでしょう。

1月に見積もりを依頼する流れでシミュレーションをしてみましょう。

◎1月:各メーカーのディーラーで見積書を入手する

まずは月初あたりに本命・2番手などの車の見積書を手に入れておきましょう。見積書を見比べて、どの車種がいいのかをなんとなく検討しておきます。

しばらくするとディーラーの担当者側から連絡が入りますので、そのタイミングで交渉に動き始めましょう。

◎2月:各ディーラーで値引き交渉をする

見積書入手後にディーラーから連絡が入ったら、再度ディーラーに出向いて値引きの交渉をしましょう。ディーラーから連絡が入らない場合には値引きも期待できないので、購入の候補から外してしまうのも一つの方法です。

ディーラーも売りたいと思った場合には積極的に連絡をしてきます。ですが、冷静に低姿勢で応対をしましょう。車を購入した後もディーラーとは長い付き合いをすることになります。あまり偉そうな態度はとらない方が賢明です。

◎3月上旬:契約書にサインをする

値引きの交渉が終わって、納得でできる金額の提示を受けたら契約書にサインをしましょう。

◎3月下旬~:納車

一般的に在庫のある車であれば、契約から数週間で納車してもらえます。人気のある車の場合には2~3カ月かかることもあります。

車が届いたら、注文通りであるかどうかをしっかりと確認しましょう。特にオプションについては間違っていることもあるので、気をつけたいポイントです。