未成年だけど車が欲しい!ローンを組むことはできる?

車の税金・ローン

18歳で免許を取得!車を購入することはできる?

現在の日本では満18歳以上であれば運転免許を取得できることになっています。実際に免許を取ったら、次は車が欲しくなりますよね。そんな時、多くの方が親の乗っている車を時々借りたり、親がローンを組んで車を買ってそれを徐々に返していくなどの方法があります。

ですが、「自分で自分の欲しい車を買いたい」と考える方もいるでしょう。そんな場合にはローンを組んで車を買うことができるのでしょうか。

未成年で車を買う際のローンについて紹介します。

未成年のローン契約は難しい!でも可能性はゼロじゃない

未成年がマイカーを欲しいと思った時も、ローンを組むなら大人と同様にローンの申し込みの際に審査を受ける必要があります。やはり大人のようにスムーズに契約とはなりませんが、アルバイトなどで一定の収入があればローン審査を通る可能性もゼロではありません。

未成年・学生でもローン審査が通りやすい自動車ローンを紹介します。

・HONDAのマイカーローン

保護者の同意書・連帯保証人があれば申請をすることができます。返済方法も4パターン用意されており、生活状況に応じたローンを組みやすくなっています。

・ろうきん(中央労働金庫)のマイカーローン

利用するためにはいくつかの条件がありますが、条件を満たしていれば未成年でも申し込みをすることができます。(未成年は保護者の同意が必要です)

・信用組合のマイカーローン

お住まいの地域に信用組合があるのであれば、ローンの申し込みをしてみましょう。大手の銀行に比べると地域密着型でサービスが細分化されており、審査通過のハードルも低くなっています。

未成年でもローン審査に通りたい!ポイントは4つ

ローン審査に通ることすら難しい未成年ですが、事前に準備をしておくことで審査に通りやすくなります。そのための4つのポイントを紹介します。

・収入を安定させる

学生でもアルバイトで収入があれば「返済能力がある」とみなされ、ローン審査に通りやすくなります。きちんと一定の収入を得られるように頑張りましょう。

・返済額を減らせるように工夫する

初めて手に入れる車は新車が良いと思うかもしれませんが、きちんとローンを返済していくことを考えるなら中古車を選ぶのも賢い選択の1つです。ローンで借りる額・返済する額を減らすことで審査に通りやすくなります。

・保証人は親権者になってもらう

未成年が自動車ローンを申し込む際の保証人は、親権者になってもらうのがポイントです。親権者以外の人に保証人になってもらった場合は、ローンの契約自体が取り消される可能性も高くなります。

・保証会社を利用する

家庭の事情などで親に頼りたくないと考える方は、保証会社に保証人の代わりになってもらうという方法もあります。ですが、ローンの審査に通りやすいのは保証人が親・親戚の場合です。

未成年者が自分でローンを組めなかった時の対処法は?

いくらアルバイトや正社員で働いていて収入が安定していても、未成年ということでローンが組めないという場合もあります。そのような時にでも車を手に入れたいという方は、以下の方法をとるのがおすすめです。

・頭金を親に払ってもらう

購入する車に対して借りるローンの額を減らすために、頭金を親に借りて払ってもらうようにしましょう。月々の返済額はもちろん、ローン全体の額も減らすことができることで、ローンを借りやすくなります。

ローンをきちんと返済したら、頭金を親にもきちんと返すようにしましょう。

・親の名義でローンを組んでもらう

未成年の自分名義ではローンが組めないのであれば、親の名義でローンを組んでもらうという方法もあります。この場合には、必ず名義人となる親の同意が必要となります。

親が同意しても甘えることなく、ローンの返済が滞ってしまわないように努力をしましょう。

・収入を安定させて再チャレンジ

未成年であっても、安定した継続性のある収入があり「支払い能力がある」と認められればローン契約をできる可能性が高くなります。今すぐに車を手に入れるということはできなくなりますが、頑張って安定した収入やある程度の頭金を用意できてから、再度ローンの申し込みをするようにしてみましょう。

自分で努力して車を手に入れれば大切にも乗りますし、いい経験にもなります。