ライフステージとともに車を買い替えるなら中古車を

中古車購入の注意点

車を選ぶ際に中古車を選んだ方がいい人っているの?

車を買う際には新車・中古車の選択肢がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。迷った際には自分が車に何を求めるのか・予算はあるのかなどを考えて選ぶ必要があります。

中古車を買った方が良いと思われるのは、以下のような人です。

・新車購入のための予算がない
・車を使いたい期間が限られている(1~2年)
・決まった年式の車や絶版になった車に乗りたい
・ランクを上げた車に乗りたい
・ひんぱんに乗り換えたい

一番のポイントは車を購入するための資金・予算です。いくら新車を買いたいと思っていても、資金がなくローンも組めない人は中古車を選ぶしかないでしょう。

中古車を買うメリットの中には、「今は販売されていない古い車」や「新車では手が出ないランクの車」が買えるというのがあります。輸入車やレクサスなどは新車は高くて手が出せなくても、中古車なら買うことができるものも見つかります。

生活の変化とともに選ぶ車を替えよう

独身であれば自分の趣味を前面に出した車を選ぶことができますが、結婚して子供が生まれると車の使い方も変わってくるので、自分の意見だけで車を選ぶと使いづらくなってしまうことがあります。

新車を購入すると、5~10年は同じ車に乗ることになるでしょうから、その間に生活の変化があるかもしれない方は中古車を購入して、生活に合わせて乗り換えていくというのがおすすめです。

ライフステージに合わせた車の選び方を紹介していきましょう。

◎独身時代

男女ともに自分の好きな車を好きなように乗りましょう。

◎結婚

夫婦二人の生活の場合に夫婦それぞれが車に乗るなら、夫は自分の好きな車に乗っていても良いかもしれません。妻は買い物などに出やすいように2台目としてコンパクトカーがあると便利です。

◎子どもの誕生

子どもができると何かと出費も増えます。車への支出を抑えるためにも家族で1台のファミリーカーに乗り、2台目を選ぶならコンパクトカーに乗るのがおすすめです。ママが子連れで出かける機会が増えるのであれば、ママが運転しやすい車・子どもの乗り降りがしやすい車を選びましょう。

その後、子どもが増えたらファミリーカーをミニバンなどに変えるのが良いでしょう。

さらに子どもが成長して家族旅行などを楽しみたい、と思ったらミニバンをワゴンにしてみるのもいいでしょう。

子どもが親と一緒に車に乗らなくなったら、小さな車に乗り換えると家計の節約にもなります。家族で出かける時にだけレンタカーを借りるという選択もあります。

◎子どもが独立

子どもが家を出てしまったら、夫婦それぞれが好きな車に乗っても良いでしょう。子どもと一緒では乗れなかった車にも乗ることができるチャンスです。

こまめに車を乗り換えたいけど中古車は嫌!という時は?

新車を購入しても10年も同じものに乗り続けず、3~5年くらいの間隔で別の新車に乗り換えたいと考える方もいるかもしれませんね。そのような方には以下の方法をおすすめします。

◎残価設定ローンで新車を購入

残価設定ローンとは、3~5年後にディーラーに車を買い取ってもらうことを前提として新車を購入するためのローンを組むシステムです。3~5年後の車の買取額を予想して、購入時の金額から差し引いて3~5年のローンを組むことで安く新車に乗ることができます。

「半額で新車に乗れる」などと宣伝されているものは、残価設定ローンを利用した場合の支払額のことを言っています。

◎カーシェアリングを利用する

必要な時だけ車に乗りたいと考えるのであれば、カーシェアリングを利用するのもいいでしょう。空きさえあれば好きな時に予約・利用ができ、ガソリン代や保険料の負担もありません。車検・メンテナンスを自分で受ける必要もないので気楽に利用できます。

長時間利用では高くつくという面があるので、ひんぱんに車に乗らない方向けです。

◎カーリースを利用する

カーリースは車の所有者がリース会社になり、その会社に月々一定額を支払うことで車を長期的に貸し出してもらう形になるシステムです。カーシェアリングとは異なり、好きな車に乗れますし自宅に車を所有することができます。

契約期間終了時の残価設定分が差し引かれていますので、安く希望の車に乗ることができます。