新車でも販売のうち約4割が軽自動車
週末にちょっと家族で出かけたい。セカンドカーが欲しい。そのような願いを持っている方の多くは、軽自動車を購入することが多いようです。最近はトールワゴンタイプの軽自動車も登場し、低燃費でコストがかからないということで軽自動車の人気が高まっています。
新車の販売実績でも、約4割が軽自動車になるほどの人気ぶりです。
軽自動車に乗る人が増えているので、中古車市場でも軽自動車の人気が高まっています。
安くマイカーを手に入れたいとお考えなら、中古の軽自動車を選んでみるのはいかがでしょうか。
中古車選びの際にチェックすべきポイント、数多くある軽自動車の中から自分に合った車に出会うためのポイントを紹介していきましょう。
中古車を購入する際にチェックしておきたいポイント
中古車を購入する際、気を付けたいのが事故車などを売られてしまうことです。大手の中古車店ではあまりないことですが、まれに事故車の事故歴を隠して販売しようと業者に出会うことがあります。
購入する際に自分の目でも気に入った車のチェックをして、車の状態を確認しておきましょう。
◎フロント部
ボンネットとフェンダーの隙間や、ヘッドライトとボンネット・バンパーの隙間などが均一であるかどうかを見ておきましょう。隙間が均一でない場合は修理をした可能性があるということです。
◎テールランプ
テールランプはあまり交換することがないパーツです。交換した跡がある場合には事故を起こした可能性が高い車という見方ができます。(特に片方だけ替えられている場合には要注意)
◎ドアまわり
ドアを閉めた状態でドアとまわりの部分の隙間が均一かどうかを見ましょう。角度を変えて見ることで、歪みなどがよりわかりやすくなります。
◎ボディ全体
大きな傷や凹みがないかどうか、を確認します。日中の明かりが十分に当たっている状態でチェックしましょう。
◎内装のにおい
運転席や助手席に座ってみて、車内に何か特徴的なにおいが残っていないか確認をしましょう。(第一印象で嫌な印象がないかどうかを確認します)
◎タイヤ
タイヤにきちんと溝が残っていることを確認しましょう。購入後にタイヤ交換が必要になると、それだけでも数万円かかりますので意外と重要なポイントです。
◎電装系
パワーウインドウやドアロック、電動ミラーや電動スライドドアなどがスムーズに動作するかどうかを見ておきましょう。
◎エンジンルーム
オイルの状態(色など)やベルトなどの見た目も大切ですが、オイル漏れなどがないかどうかも見ておきましょう。
◎トランク
外部からの水が浸入しないように取り付けられているシーラーや、車体とのつなぎ目のシーラーがきちんとついていることを確認しておきましょう。
中古車で軽自動車を選ぶ時の決め方
中古の軽自動車を買おう!と思った時の手順を紹介します。
◎予算を決めよう
年式の新しい軽自動車を買おうと思うと、中古車でも値下げがされていない場合があります。ですので、まずは予算を決めておき、そこから車種を絞るのが早いでしょう。
◎使用目的を考えよう
購入する軽自動車をどのように乗りたいか、をしっかりと考えてきましょう。その際、何年くらい乗りたいかも考えておきましょう。
家族で乗る・一人で乗る、2~3年で乗換え予定・長く乗りたいといった条件によって選択肢が変わってきます。
◎優先順位を決めよう
自分の中で、車を選ぶ際に何を重視するのかをしっかりと順位づけしておきましょう。大満足できる車は見つからないことを前提に、どのような点を妥協できるのかをあらかじめ考えておくとスムーズに決めやすくなります。
具体的に挙げると、
・価格
・メーカー・車種
・色・グレード
・年式・走行距離
・燃費
などです。
どの部分が譲れず、どの部分ならどれくらい妥協できるのかを考えておくのがポイントです。