中古車販売店は主に4種類。それぞれの特徴は?
中古車が欲しいと思った方は中古車を取り扱っている中古車販売店に出向いて車を購入することになります。オークション代行や個人売買・ネットオークションなどで入手する方もいるかもしれませんが、リスクが少ないのは中古車販売店から購入する方法です。
中古車販売店には主に4つの種類があります。それぞれ、どのような特徴があるのかを紹介しましょう。
◎ディーラー系
ディーラー系の販売店とは、疎のディーラーが得意とするメーカーの中古車を主に扱っている販売店を指しますが、取り扱っているメーカーは1つに限らず、他社のものも扱っています。
有名なところではT-UPがトヨタのディーラー系中古車販売店となります。
価格は他の3種より割高になりますが、品ぞろえが豊富なのが特徴です。ディーラーの看板を背負っているので、中古車と言えども車の質も良く、保証もしっかりとされているので安心度が高いです。
◎中古車販売店
ユーザーから直接、あるいはオークションなどで車を買い取り、店頭に並べて販売しているのが中古車販売店です。お店によっては特定のメーカーや車種・タイプなどに特化していることもあります。
価格は一般的で、品ぞろえは販売店の規模によって変わってきます。車の質・保証内容も一般的と言えます。
◎買取専門店
ユーザーから直接買い取った車をオークションで販売しているのが、買取専門店です。現在は店頭販売も行っているガリバーやラビットも、元々は買取専門店でした。
価格は安めに設定されていますが、品ぞろえが豊富なのが特徴です。ですが、在庫をあまり抱えないという特徴もあるので、気になる車の購入を悩んでいる間に売れてしまうということもあるでしょう。車の質・保証は一般的です。
◎整備工場
整備工場は中古車の販売を専門的に行ってはいませんが、店頭に中古車を並べていることもあり、タイミングが良ければ希望に合った中古車を手に入れる機会がもてます。
価格が安いという特徴がありますが、品ぞろえが少ないので気に入る車と出会うのはタイミング次第となるでしょう。また、整備はもちろんその工場でやってくれますが、車の状態が悪いこともあるのでしっかりと見極める必要が出てきます。また、保証もないので「急ぎで安い車が欲しい」という際にはおすすめです。
ディーラー系と一般的な中古車販売店はどう違う?
中古車を買いたいと思う人の大部分が、ディーラー系と非ディーラー系の中古車販売店を利用します。そこで、ディーラー系と非ディーラー系の違いを紹介します。
◎ディーラー系
中古車でも質の良い車の取り扱いが多く、事故車(修復歴のある車)を取り扱わないのが大きなポイントです。車のメンテナンスもしっかりされているので安心度が高い分、価格も高めになっています。また、保証もついておりアフターフォローも充実しています。
◎非ディーラー系
訪れる販売店の規模や個々の店による差が大きく、大きな店になるほど在庫も豊富になるのがポイントです。メンテナンスや保証も店によって異なるので、どれくらいやってもらえるのか確認をしておきましょう。ディーラー系ほどの内容ではなくても、しっかりとしたレベルのメンテナンス・保証が用意されています。国産車だけでなく輸入車の取り扱いもあります。
買取専門店の中古車販売の特徴は?
テレビなどのCMでもおなじみのガリバーやラビット・カーチスなどは「買取専門店」という位置づけになっており、ユーザーから買い取った車をオークションなどで販売しています。買った車をすぐに売ることで回転率を上げているため、在庫を抱えないという特徴があります。
近年は販売にも力を入れるようになり、店舗にて車を販売する企業も増えてきました。そういった販売店は在庫も多いので希望通りの車が見つかりやすくなっています。
元々の価格が安いので値引き交渉には応じてくれにくいですが、そこを割り切れば納得のいく車も見つけやすいです。