中古車を買う時にはここをチェック! ~外装編~

中古車購入の注意点

中古車を買う前に外装のどこをチェックする?

前面・側面・後面のチェックポイントでも紹介しましたが、ボディ全体やバンパーのチェックしておきたい場所について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

鉄板でできている部分をメインに紹介していきます。

車の外装でチェックしておきたい部分はどこ?

中古車の外装でチェックしておきたい部分は、以下の通りです。

◎ボディ全体
◎ボンネット
◎フロントガラス
◎ドアパネル
◎ミラー
◎バンパー
◎ルーフパネル・アンテナ

それぞれの部分について、より詳しくどのような点を確認すべきなのかを紹介していきます。

各部分の詳しいチェックの方法が知りたい

◎ボディ全体

中古車は同じ車種の車が2台あったとしても、それぞれの状態が異なります。「同じ車」とは決して思わず、きちんとそれぞれの車を見るようにしましょう。

まず、車をパッと見た時の第一印象はどうでしょう。全体的に車を見た時の印象は大切です。特に気になる部分などがなければ、より細かい部分を見ていきましょう。第一印象が悪い車は、思い切って候補から外してもいいでしょう。

車の外観は、天気や日の当たり方によって見え方が変わってきます。暗い時間帯や暗い場所では傷なども見つけにくくなりますので、天気のいい日中にチェックするのがおすすめです。

◎ボンネット

走行中に飛んできた石やヒョウなどの天候によって、小さな傷・凹みがつきやすいのがボンネットです。傷がつく条件としては天井やトランクなども同じですが、車の顔となるボンネットは気になりやすくなります。

遠くから見ているだけでは見落とす傷がついていることもあります。近づいて角度を変えたりしながら小さい傷・凹みなどを確認するようにしましょう。

小さいものは気にしないという方も、どこにどのような傷があるのかを知っておくのがおすすめですので見ておくようにしましょう。

◎フロントガラス

いくら中古車とはいえ、ガラスにひび割れがあるものが販売されていることはありません。ですが、飛んできた石で小さな傷がついてしまっていることは多々あります。小さな傷でも温度の変化などで傷が大きくなる可能性もあるので、気にするようにしましょう。

◎ドアパネル

ドアパネルは無事故の車でも傷がつきやすい部分となっています。見落としがちなのがカギの差し込み口付近です。キーレスエントリーの車が増えましたが鍵やキーホルダーで傷ついたり、取っ手の部分に傷がついたりしています。また、コインなどで傷をつけられるいたずらに遭うこともあります。

ドアを正面から見るのではなく、斜めから見るようにすると傷・凹みが見つけやすいのでぜひ試してみてください。

合わせて、ドアのガラスに傷がないかどうかを確認しておきましょう。スモークが貼られているとわかりづらくなっているので、ガラスも角度を変えてチェックします。

◎ミラー

車庫入れ・狭い道などでぶつけがちなのがミラーです。割れていればすぐにわかりますが、小さな傷は見落としがちです。気をつけつつ確認をしましょう。

◎バンパー

アメリカでは「バンパーはぶつけるもの」と言われるほど、擦り傷ができやすい部分です。とはいえ、キレイであることに越したことはありませんので、傷や割れがないかどうか確認をしておきましょう。

他がキレイなのにバンパーの傷だけが気になるという場合には、さほど深刻に考える必要はないでしょう。大きな事故には遭っていない車であれば、安心して乗ることができます。

◎ルーフパネル・アンテナ

屋根(ルーフパネル)はあまりじっくりと見る機会が少ないかもしれませんね。小さな傷や凹みは気にしなくても良いかもしれませんが、横から見た時に歪みがあるような場合には大きな事故に遭っている車の可能性がありますので、要注意です。

また、ルーフパネルにアンテナがついている場合には、アンテナの動きもチェックしておきましょう。洗車などの際にぶつけていると動かなかったり伸びなかったりする不具合が出ることがあります。