社会人で初めて車を購入!まずは中古車から
社会人になると、住んでいる地域にもよるかもしれませんが車が欲しいと思う方が多くなると思います。新車を購入するのは難しいかもしれませんが、中古車なら入手しやすくおすすめです。
未成年の場合には保護者の承諾などが要るため、手続きが少し面倒に感じるかもしれませんが「自分の車」には愛着もわき大切・安全に乗ることができますので、状態のいい中古車を手に入れるのがおすすめです。
自分の車を持つにはどのようなことが必要?
家の車に乗せてもらっている時とは違う、「自分の車」を買うと必要になることについて、見ていきましょう。
◎駐車場
車を持つと必ず必要になるのが駐車場です。一戸建てに住んでいても親の車しか駐車スペースがない場合には、新たに借りる必要が出てきます。駐車場を借りるには契約が必要となりますので、未成年者の場合には親の承諾もいるでしょう。
駐車場代は地域や場所によって変わります。地方であれば1万円でおつりが出るでしょうが、都心部になると数万円は必要になります。また、駅に近いなどの条件でさらに値上がりすることも考えられます。
近隣の駐車場代がどれくらいで借りられるのか、調べてみましょう。
◎維持費
駐車場代・任意保険の費用以外にも、車には維持費がかかります。ガソリン・オイル交換・車検代・修理などが維持費となります。車の使用頻度にもよりますが、一年間で30万円ほどはかかると思っておきましょう。
車の購入をローンで行った場合には、ローンの支払い+維持費を考えておく必要があります。
◎任意保険
万が一、事故を起こしてしまった時のことを考えると任意保険の加入は必須です。自賠責保険では十分な補償がなく、人身事故を起こした場合には1億円以上の損害賠償額を請求されることもあります。
任意保険の加入は、契約者の年齢が若いほど保険料が高いという特徴があります。年齢に条件を付けることで割り引いてもらえる制度がありますが、最低の年齢が21歳となっています。未成年が加入する場合には保険料が高くなることを覚悟しておきましょう。
任意保険の保険料は車のグレードにもよりますが、1万円を超えると考えておきましょう。
初めての車~車を買う目的を良く考えてみよう
社会人になって「車が欲しい」と思った理由は何でしょうか。住んでいる環境から、通勤に車を使いたいというのであればいいのですが、週末の趣味・レジャーに車が欲しいというのであれば、購入は今でなくてもいいかもしれません。
通勤のために車を購入するの出れば、燃費を重視して軽自動車やコンパクトカーを選ぶといいでしょう。通勤にプラスして週末は趣味・レジャーに使いたいという場合にはミニバンやワゴン・SUV車も候補にしてもいいでしょう。
先ほども紹介したように、車は購入した後も駐車場・任意保険・維持費などいろいろなお金が必要となります。本当に今必要なのかどうかを考えて、生活に無理が出ない範囲での購入を検討するのがいいと思います。
無理をして手に入れられる条件の車を手に入れても、好きな車でないのであればレジャーなどの楽しみも半減してしまうかもしれません。自分が納得できる車が買えるようになるまで我慢してみるのも、一つの勉強です。
自分の中に迷いが生じている時には、親や周りで車を持っている人に「初めて自分の車を買った時の話」を聞いてみるようにしましょう。ためになる話が聞けるはずです。