夫婦でそれぞれの車を持つ。生活に合わせた選び方を
住んでいる地域にもよりますが、通勤や日々の生活に車が欠かせないこともあるでしょう。そのような場合には夫婦2人で暮らしていると、それぞれが車を持つことになります。
共働きであればそれぞれが好きな車を持っても何の問題もないように思いますが、きちんと計画を立てておかないといざという時に車を手放さなければならなくなることもあります。
夫婦の年代や状況に応じた車の選び方について、紹介していきます。
子どもがいない夫婦の場合の車の選び方
夫婦の年齢が比較的若く、子どもがおらず共働きをしている家庭では、比較的家計に余裕があると思います。夫婦それぞれが好きな車を選んでもよさそうですが、子どもを持ちたいと思っているのであれば将来の家計のためにも節約を考えた車選びをするのがおすすめです。
家庭で2台の車を購入するなら、1台は通勤用として燃費のいい安い車を持つのがいいでしょう。中古車や軽自動車・小型車を選ぶのがおすすめです。もう1台については、好みの車にするのもいいですし、子どもができた時のことを考えてワゴンやミニバンに乗っておくのもいいでしょう。
気をつけたいのは自分の好みを優先しすぎてスポーツカーや高級車・4WDなどを購入する場合です。これらの車は維持費が高くなりますし、街中で乗るには不便を感じることも多くあります。本当にその車が必要なのかどうかを考えるようにしましょう。
子どもがいないままの生活を続けると決めている夫婦であれば、お互いに好みの車を選んで乗るのがいいでしょう。
子どもが独立した後の老夫婦の場合の車の選び方
子どもが独立した後の家庭では、家計に余裕が出てくるかもしれません。老後の資金が充分に貯まっているのであれば車にお金をかけてみるのもいいでしょう。
ですが、老夫婦で車を持つ場合には2人で1台にするか、1台は安い中古車で十分ではないでしょうか。きちんとメンテナンスをすれば、長く乗れますので大切に長く乗れるように心がけると、1台でも十分です。
選ぶ車は2人の生活・趣味などにマッチしたものでいいと思います。今まで乗りたくても乗れなかった車に乗ってみるのもいいかもしれませんね。
子どもが独立した後に高級車に乗るという選択
車に乗り始めたころから「いつかは高級車に乗りたい」という夢を持っていた方も多いかと思います。その夢をかなえるのであれば、子どもが独立した後に、夫婦2人の生活が始まった時が1つのチャンスです。
老後の生活資金がある程度貯まっていて家計に余裕が出たら高級車に乗ることを検討してみてはいかがでしょうか。高級車をおすすめするにはいくつかのポイントがあります。
◎高いけれど良く走る
高級車は車両価格が高いです。その分、しっかりとしたメンテナンスをしていれば20万キロや20年以上乗り続けることができます。バッグなどのブランド品と同じように、高いけれど良いものという位置づけになります。
子どもの独立後から運転ができなくなるまでの間、1台の高級車を大切に乗ってみるのも楽しみの一つだと思います。
◎中古車がお買い得の場合もある
高級車も新車ではなく中古車であれば、大きく価格が下がって手に入れやすくなっています。数万キロ走っている車でも、きちんとメンテナンスをすれば20万キロは走れるのですから、中古車で安く手に入れて丁寧に乗り続けるのもいいでしょう。
大切に乗り続けたいおすすめの高級車は?
丁寧に扱えば長く乗ることができる高級車を紹介します。
◎国産車
レクサス
トヨタ クラウン・センチュリー
日産 シーマハイブリッド・フーガハイブリッド
◎輸入車
ベンツ
BMW
VW
新車であれば2,000万円を超えることもある輸入高級車でも、中古であれば1,000万円で購入できることもあります。故障の頻度・修理代なども国産車と大差ありませんので、この機会にあこがれていた高級車を手に入れるのもいいですね。