子どもに合わせた車選びの必要性を考える
夫婦二人の生活に子どもが一人加わるだけで、生活の中心が子どもになることはどの家庭でも同じではないでしょうか。何もかもが子ども中心になりますが、家庭で乗る車についても子どもに合わせて選ぶのがおすすめです。
子どもがいる家庭でも、パパの趣味に合わせた車を所有しているところもあるでしょう。ですが、その車は家族のためになっているかというとそうでないことも多くあります。
車は生活スタイルによって買い替えができるものですから、子どもが家庭内にいるうちは子どもに合わせた車に乗り、子どもが成長したら再度運転する人が好きな車に乗りかえることを考えてみませんか。
子連れで買い物に出かけた際に荷物の積み下ろしが楽であったり、子どもやママの乗り降りが楽であるということはファミリー層にとって車選びのポイントになる点です。
特にお子さんが小さな時期にはベビーカーが楽に積めるというのは大きなポイントになります。お子さんが成長してからは広いシートやアレンジがしやすい車内であることで、長く愛用できる車になってくれること、間違いありません。
そのようなポイントを無視して家族が乗りにくいと感じる車に乗り続ける理由は、ないのではないでしょうか。
ファミリー層が乗りやすい車ってどんなもの?
家族が乗りやすい車について見ていきましょう。
・家族全員が余裕を持って乗れる広さがある
夫婦+子どもが乗れる広さはもちろん、大人だけが定員で乗っても窮屈でない広さがあれば申し分ないのではないでしょうか。
・家族全員が乗り降りしやすいドアの枚数とスペースがある
赤ちゃんを抱っこしたママや小さなお子さんが乗り降りしやすい広さがあると、嬉しいですね。ここ数年はピラーレスやスライドドア・低床を特徴とする車種も多くなりました。
・長時間の移動でも家族みんなが楽しめる広めの室内空間がある
車に長時間乗っていると、どうしても子どもは退屈してしまいます。休憩のために車を停めても、車内でゆったり楽しめる空間があれば気分転換ができます。
・維持費が高すぎない
子育て中は何かと出費がかさばります。車の維持費もできるだけ抑えられると嬉しいですね。
・ママでも運転できる
買い物や送迎など、パパがいない場面でも子どものためにママが車を運転する場面が増えてきます。ママにも運転しやすい車は便利です。
・安全性が高い
自分が安全運転をしていても、事故に巻き込まれる可能性はゼロではありません。万が一の時に家族の命を守れる安全性は重視しておきましょう。
子どものいる生活におすすめの車はミニバン
近年はミニバンの人気が高まっており、街中でもよく見かけるようになりました。ミニバンは室内空間が広いため、チャイルドシートが必要なお子さんがいる方には特におすすめです。また休日にレジャーやキャンプに出掛ける際には荷物もたくさん載せることができるのがポイントです。
子連れの買い物も、おむつなどかさばるものが多いですよね。そんな場面でも活躍してくれるのがミニバンです。
先ほど紹介したファミリー層が乗りやすい車の条件も満たしており、多くの方がミニバンを選んでいます。
ミニバンと一言で言っても、いろいろなものがあります。まず大きく分類できるのが「5ナンバー」と「3ナンバー」のミニバンです。車体の大きさ・排気量だけでなく車両価格やエコカー減税の対象税率などが車種によって異なりますので、事前の確認をするようにしましょう。
◎5ナンバーミニバンのおすすめ車種
トヨタ:ヴォクシー
日産:セレナ
ホンダ:ステップワゴン
◎3ナンバーミニバンのおすすめ車種
トヨタ:ヴェルファイア、エスティマ
日産:エルグランド
ナンバーに関係なく、ミニバンは定員が7~8名となっています。定員いっぱいまで乗ることが多いのであれば3ナンバーの方がいいかもしれませんが、家族のみで乗ることが多いのであれば5ナンバーのミニバンで十分です。
5ナンバーであれば車検時の費用や自動車税も3ナンバーより安くなりますので、維持もしやすいです。同じ5ナンバーでも、車種が異なれば車内空間やシートなど乗り心地が変わってきますので、必ず試乗してから決めるようにしましょう。