車が欲しい!と思ったら自分に合ったタイプを選ぼう
自分の車が欲しい!と思った時には、ほとんどの方に手に入れたい理想の車があるのではないでしょうか。ですが、車にはいろいろなタイプがあります。外見のカッコよさだけで決めるのではなく、家族構成や趣味・車を使いたいシーンなどを総合して車を選ぶようにしましょう。
車のタイプ別にどのような特徴があるのかを紹介します。
セダン・ハイブリッドカー・輸入車の特徴
◎セダン
車の王道とも言えるのがセダンタイプの車です。高級感を感じられることが多いので、いつの時代にも高い人気を誇っています。
いろいろな車の中でも一番ベーシックな形をしており「走行の性能」「車内の空間」「トランクルーム」のバランスがとれているタイプとなります。ここが優れている!というポイントがあるわけではありませんが、ここがダメ!というポイントがないのも魅力の一つです。
以前はファミリーカーや大衆車と言えばセダンというのが主流でしたが、近年はおじさんの車というイメージが強まっているかもしれませんね。そのためか、価格を高めに設定している高級タイプのものが多く販売されています。
トヨタのカローラやクラウン・マークXなど、デザインが変わっても昔ながらのセダンタイプは根強い人気を誇っています。
◎ハイブリッドカー
2つ以上の異なる種類の動力を搭載している車を「ハイブリッドカー」といいます。ガソリンだけで走る車よりも燃費が良く、排出する排気ガスも少ないためエコカーとして人気が高まっています。
ハイブリッドカーにもコンパクトカー・セダン・SUVなどのタイプがあり、動力についてもEV(電気自動車)・PHV(電気+ガソリン車)などの違いがあります。
もっともエコな自動車はEVになりますが、充電施設の拡充が十分でなく一般に普及するまでにはまだ年月がかかりそうです。
◎輸入車
海外のメーカーで作られた車は外車・外国車とも呼ばれますが、近年は輸入車と呼ばれることが多くなりました。性能や耐久性の面でも国産車に負けないものが出てきており、人気が高まっています。
ステーションワゴン・SUV・スポーツカーの特徴
◎ステーションワゴン
後部座席と荷室が一続きになっていて、長い荷物も運ぶことができるのがステーションワゴンの特徴です。荷物の積載量が多いことから、アウトドア好きの方に人気があります。
◎SUV
日本語ではスポーツ用多目的車または多目的スポーツ車と呼ばれるのが、SUVです。車高が高いのが特徴で、視界が広くなるので運転に慣れていない方・若い世代に人気があります。ただし車高が高いゆえに立体駐車場に停められない場合もあり、避けられる理由の一つになっています。
多くの荷物が積めるのでアウトドア好きな方には好まれていますが、燃費が良くなかったり車庫入れがしづらいというデメリットもあります。
◎スポーツカー
高速でのドライブを楽しみたい方にぴったりなのがスポーツカーです。基本的な性能が高いという特徴がありますが、法定速度を守って走る分には特にメリットにはなりません。加速性能に優れているので高速道路での合流や追い越しの運転がスムーズになるというメリットはあります。
軽自動車・コンパクトカー・ミニバンの特徴
◎軽自動車
「排気量660㏄以下・全長3.4m以下・全幅1.48m以下・全高2m以下」という規格内におさまっている車を軽自動車と言います。ナンバープレートが黄色いので、わかりやすいですね。普通車に比べると税金や保険料などが安く設定されているのが特徴ですが、車体価格はピンキリで普通車(コンパクトカー)の方が安い場合もあります。
◎コンパクトカー
明確に定義されているわけではありませんが、全長4.2m以下・全幅1.7m以下の5ナンバーの車を「コンパクトカー」と呼びます。以前は小型車のような車が人気でしたが、近年はトールワゴンタイプやハッチバックタイプが多くなってきました。
車体価格が安い・燃費がいいという特徴があり、維持費も安く抑えることができるというメリットがあります。家庭内で2台目の車が必要な場合におすすめです。
◎ミニバン
こちらも明確な定義があるわけではありませんが、以前はワゴンと呼ばれていた7~8人乗りタイプの車をミニバンと呼びます。大人数の家族だけでなく、キャンプなどが好きな方をはじめ幅広い方々に人気が高まっています。