車は必要なもの？なくてもいいもの？を今一度考える
あなたにとって車は必要不可欠なものでしょうか。一度マイカーを購入してから買い替えているけど、乗り方が変わってきた・・・という方は、思い切って車を手放した方が金銭的に余裕が出るケースがあります。
マイカーを持っていると、車検やメンテナンスはもちろん駐車代や税金などいろいろな費用が必要となります。マイカーを手放して、車が必要なときにだけレンタカーを利用すると、どうでしょう。乗っている分だけのガソリン代などは必要ですが、車検や車の買い替えは必要なくなります。
普段はあまり乗らないけれど、集中的・期間限定で車が必要になることがあるという場合にはカーシャアリングやカーリースを利用するのも選択の一つとなります。
車は買った方がいいのか、借りる方がいいのか、は車の使用頻度・乗る人の考え方で変わってきます。
車を持たない場合の費用・車を買った時の維持費などから、自分の生活にマイカーが本当に必要なのかどうかを考えてみましょう。
車を借りると年間にかかる費用はどれくらい？
車を借りて乗る方法には、レンタカー・カーシェアリング・カーリースの３つがあります。乗り方によって必要となる金額は変わってきます。
平日は乗らないけれど週末はよく出かける、という方の場合、１回12時間車に乗ると想定して、月に６回出かけたとしましょう。すると、レンタカーとカーシェアリングでは約４万円の費用が必要となります。カーリースの場合は約５万円です。
これらの金額を年間に換算すると約５０万円となります。その生活を３年間続けると約150万円、５年間続ければ約250万円の出費となります。そう考えると、週末しか車を利用しない場合には新車あるいは中古車でもいいのでマイカーを持った方がいいことがわかります。
中古車でも状態のいいものが100万円ほどで見つけられますし、新車でも軽自動車やコンパクトカーであれば150万円ほどあれば買うことができます。
新車でも残価設定ローンを利用すれば、資金が少なくても新車を手に入れることがしやすくなります。週末にしか乗らないから、とマイカーを持っていない方はマイカー購入を検討されるのもいいのではないでしょうか。
車を買った場合に必要となる維持費はどれくらい？
マイカーを持った場合には、車の代金以外にも維持費が必要となります。何がどれくらいいるのでしょうか。
◎毎年必要になるもの
自動車税・任意保険は毎年支払いが必要となります。これらはマイカーの車種によって金額が変わってきます。
軽自動車であれば４万円弱、1t以下の小型車であれば７万円ほど必要となります。
◎車検の際に必要になるもの
重量税・自賠責保険・検査料・正ひびなどが車検のたびに必要となります。これらもマイカーの車種によって金額が変わります。
軽自動車であれば約７万５千円、1t以下の小型車であれば約９万円となります。
◎駐車場
自宅に車を駐車するスペースがあれば駐車場代は０円となりますが、スペースがない場合には毎月駐車場代を用意する必要が出てきます。駐車場代については地域差がありますので、自身で近隣の駐車場代を調べる必要が出てきます。
車の購入vsレンタカー、ガソリン代はどっちがお得？
車を借りた場合でも、レンタカーやカーリースの場合にはガソリンは自己負担となるため、走行距離に応じたガソリン代が必要となります。カーシェアリングの場合には利用料金にガソリン代も含まれているため、ガソリン代の負担はありません。
ガソリン代については、車の燃費や走行距離によってかわってきます。車を借りる際にガソリン代を抑えたいと考えるのであれば、燃費の良い軽自動車・ハイブリッドカー・コンパクトカーなどを借りるようにすればガソリン代を安くすることができます。
マイカーの購入をする際にも燃費のいい車を優先的に選ぶようにすればガソリン代の節約につながります。
