メーカー・車種が決まったら、グレードを決めよう
購入したい車のメーカー・車種を決めたら、車の具体的なことを決めていく作業に入ります。その初めの段階が、「グレード」を決めることとなります。
車のグレードとは、エンジンの種類(排気量の違い)や車の駆動方式(FR・4WD)によって変わってきます。メーカーでは、グレードの違いによって価格も変えているので、予算によってグレードを決めるのも一つの方法かもしれません。
トヨタのマークXの場合は9つのグレードに分かれており、値段の幅が約150万円あります。同じ車種でも、グレードによって外見に違いが出ることもありますので、合わせて確認をしておくようにしましょう。
グレードには大きく分けると「高い」「標準」「安い」「限定」の4つがあります。予算に問題がなくこだわりもないのであれば標準グレードを選ぶのが一般的です。
排気量によっては自動車税が変わってくるので、忘れずに確認をしておくようにしましょう。
こだわりがないから、といって下位のグレードを選んでしまうと、車を手放す際の査定でマイナスになってしまうことがあります。それは、グレードの低い車は中古車の市場で人気が低いためです。もし数年後に手放すつもりで車を選ぶのであれば、標準以上のグレードの車を選んでおきましょう。
車の色はどのように決める?色の特徴はある?
車種やグレードまで決めたところで、悩むのがボディーカラーではないでしょうか。基本的に自分の好きな色で決める方が多いですが、色によって特徴がありますので、参考までに知っておきましょう。
◎黒
高級車で人気の色となっています。車を売る際に査定がプラスになることが多いという点はメリットとなります。ですが、汚れが目立つ・夏場にはボンネットや室内が熱くなりやすい・屋外駐車場の場合には塗装が色褪せやすいというデメリットもあります。
◎白
どのような車種でも人気の色となっています。流行に左右されないという点がメリットです。黒と同様に、汚れが目立つという点があります。また膨張色のため車が大きく見えます。パールの入った白は長年乗っていると黄ばんで見えることもあります。
◎シルバー
中高年に人気の色で、飽きがこず長年愛用しやすいという特徴があります。汚れも目立ちにくい色です。
◎赤・青・紫・黄
好みがわかれる色のため、車を売る際に査定がマイナスになることが多くなります。また色褪せも目立ちます。
各メーカーのカタログやホームページで表紙になっていたり、初めに紹介されている色はその車種で人気の色となっていることが多いと言われています。こだわりがないのであれば、カタログと同じ人気色にするのもいいでしょう。
車を手放す際にボディの色で差が出る?
車を選ぶ際に、その車に長く乗るつもりであれば好きな色の車に乗るのがいいと思いますが、数年後に手放すつもりであれば、色の選び方を考えてみるのがおすすめです。
◎中古車で人気のカラー
どのような車種の車でも人気の色は「ホワイト系」「シルバー系」「ブラック系」となっています。これらの色には飽きが来ないという共通点があります。
パールが入っていたり、メタリックであったり、シルバーであれば色の濃淡など多少の違いがありますが、基本的に上記3色は人気となっています。
ただし、中古車としての流通量も多くなる傾向があるため、思ったほど高い査定をしてもらえないこともあるということを知っておきましょう。ですが、赤や紫など特徴のある色に比べると査定はプラスになります。
◎高級車は色選びを慎重に
高級な車になると、ボディの色は査定により大きな影響を与えるようになります。高級車では黒がより高級感を感じられるという点で、一番の人気になっています。白・グレー系も人気が高いという特徴があります。
高級車でも様々な色が出ていますが、手放すときのことを考えるのであれば人気の色を選ぶようにしましょう。