カーシェアリングvsレンタカー、どっちが便利?どっちがお得?

新車購入の注意点

カーシェアリングの利用者数が伸びている

初めは耳慣れなかったカーシェアリングという言葉も、今は違和感もなく耳に入ってくるようになったように感じます。それもそのはず、会員数がグングンと伸びているようです。

カーシェアリングを提供しているタイムズ24によると、タイムズカープラスというカーシェアリングシステムは2009年5月時点で会員数860人のマツダレンタカーのカーシェアリングサービスを引き継いでスタートしています。

小規模だったカーシェアリングサービスですが、会員数は2012年4月に10万人、2015年7月に50万人と順調に増加、そして2018年6月には100万人を突破しました。今やステーション数は1万件以上、使用可能な車両数も2万台以上の規模になっています。

街中でもタイムズの駐車場を見かけると、必ずと言っていいほどカーシェアリングののぼりも見ることができます。個人利用だけでなく法人利用にもビジネスを展開しているとはいえ、カーシェアリングが多くの人に利用されていることがわかります。

タイムズプラスは会員登録をして会員カードを取得すれば、Webで車の予約をすることができ全国にあるタイムズで車を借りることができるようになっています。車はタッチキー仕様になっていて、会員カードで開錠できるようになっておりとても便利だとのことです。

会員カードで全国の車が利用できるのですから、旅行先や出張先で役立つことがわかります。

車を借りる方法としてはレンタカー・カーシェアリング・カーリースがありますが、短期間だけ車を借りたいのであればレンタカーかカーシェアリングを利用することになります。

レンタカーとカーシェアリングについて、比べてみましょう。

レンタカーの料金体系が知りたい!

タイムズカーレンタルが行っているレンタカーは、借りたい車の車種や地域・季節によって料金が変わる設定になっています。

通常設定の期間に軽タイプの自動車を借りる場合の料金体系は以下の通りです。(金額はすべて税込)

・6時間まで:4536円
・12時間まで:5508円
・24時間まで:6480円
※会員料金は上記より1000円ほど安くなります。

・追加1日ごと:5508円
・追加1時間ごと:756円

同じく、通常設定の期間にミニバン・ワゴンタイプの自動車を借りると以下の通りになります。

・6時間まで:7668円
・12時間まで:9396円
・24時間まで:11016円
※会員料金は上記より1500円ほど安くなります。

・追加1日ごと:9396円
・追加1時間ごと:1188円

好きな車種を選ぶことができますが、車の受け渡しはタイムズの店舗で行うことになります。ガソリンは店舗に車を返す際に満タンにしておかなければなりませんので、車のレンタル料とガソリン代が必要となります。

普段はめったに車に乗らないけれど、1~数日だけ車に乗りたいという方にはお得な借り方ができるのではないでしょうか。

カーシェアリングの料金体系が知りたい!

タイムズカープラスによるカーシェアリングは、レンタカーよりも時間の区切りが短くなっており、短時間だけ・少しだけ車を使いたいという方に向いています。

料金体系は以下の通りです。

◎基本料金(月額)

・個人プラン:1030円(無料利用料金1030円付)
・家族プラン:1030円(無料利用料金1030円付)
・学生プラン:無料
・法人プラン:無料

◎利用料金

・ショート(15分ごと)
ベーシック 206円
プレミアム 412円

・パック
6時間:4020円
12時間:6690円
24時間:8230円
36時間:12000円
48時間:14000円
60時間:20000円
※12時間パック以上は走行1kmあたり16円の距離料金が必要となります。

タイムズの駐車場で車を借りて、同じ駐車場に返すシステムになっています。料金にはガソリン代・保険料が含まれており、24時間いつでも車を借りられるのがポイントです。

車種を選ぶことはできず、コンパクトカーか普通車となっています。大勢で利用したい時や大量の荷物を運びたい場合などはレンタカーがいいですが、少人数でちょっと出かけるならカーシェアリングが得だといえるでしょう。