中古車の流通経路はどのような流れになっているの?

中古車購入の注意点

中古車はどのような経路で販売されている?

車に乗っていた人が、車を手放す際にはディーラーや中古車販売店に下取りに出すのが一般的です。そして、中古車を買いたいと思う人は、中古車販売店を訪れるのがよく知られる中古車の流通経路だと思います。

ですが、中古車の流通経路にはいくつかのルートがあります。

◎中古車の流通経路

・ディーラー経由

車を販売しているディーラーで下取りされた車が、買い手へ売られます。

・買取店経由

車の買取専門店で買い取られた車が、買い手へ売られます。

・オークション経由

ディーラーで下取り・買取専門店で買い取り・オークション代行に出された車がオークションに出されることで、中古車販売店に入荷され、買い手へ売られます。

・輸入業者経由

輸入業者が入手した車がオークションに出され、オークション代行を経て買い手へと売られます。

・個人売買

車を手放したいと考えた人が知人に販売したり、個人的に売買することで書いてへと売られます。

車を売りたいと思ったらどこに行けばいい?

今乗っている車を手放す際に「売りたい」と思ったら、以下のような手段があります。

・ディーラーで下取りに出す
・中古車販売店で下取りに出す
・中古車販売店に買い取ってもらう
・買取専門店に買い取ってもらう
・オークション代行に依頼する
・個人で売買する
・ネットオークションに出品する

ディーラーや中古車販売店で下取りに出した車は、ディーラーや販売店がオートオークションに出したりそのまま店舗で中古車として販売することになります。

買取専門店は、車を買い取った後オートオークションに出品することで利益を得ています。テレビCMでもおなじみのガリバー・アップル・カーチス・ラビットなどが買取専門店になりますが、近年は店舗も持っていて店舗での販売も行っているので、購入する側から見るとあまり違いが分かりにくい状況になっています。

オートオークションは、中古車販売業者など車関連の人しか参加することができないものになっています。一般の人が参加したいと思った場合には、オークション代行業者に依頼する形になります。

個人売買はその名の通り、個人的に車を直接売買する方法です。ですが、最近はネットオークションを利用した売買も個人売買と呼ばれています。また、個人が運営している売買サイトで相手と直接連絡を取りながら売買を進めていく場合もあります。

中古車を買いたいと思ったらどこに行けばいい?

中古車を購入したいと思った場合には、以下のような手段があります。

・中古車販売店で買う
・整備工場・修理工場で買う
・オークション代行を利用する
・個人で売買する
・ネットオークションで落札する

中古車を買いたいと思う多くの人が、中古車販売店から購入すると思います。ですが、ディーラーや整備工場・修理工場などでも中古車の販売がされています。

各自動車メーカーが公式に認定している中古車販売店もあります。T-UP(トヨタ)、日産U-CARS(日産)、SUGDAS(スバル)、CPO(レクサス)などです。それぞれに中古車情報サイトを持っていますから、「このメーカーの中古車が欲しい」という条件がある場合には、これらのサイト内で中古車探しをしてみるのもいいでしょう。

中古車販売店には、ディーラー系のものとそれ以外のものがあります。ディーラー系の方が価格設定が高めになっていますが、整備やアフターフォローがしっかりしているという利点があるので、中古車の購入には安心度が高いと言えるでしょう。

オークション代行は中古車の購入時にも利用することができます。自分の欲しい車を代行業者に伝えておき、出品された時に落札してもらう形になります。代行業者に対して手数料を支払うことになりますが、オークション価格が安ければ手数料を含めても、販売店での購入より安く車を手に入れることができる可能性があります。