JAF会員になるメリット・デメリット 受けられるサービスは?

車の燃費・乗り方

JAFってどんな組織なの?会員はどれくらい?

一般道でも高速道路でも、困った車を助けている「JAF」と書かれた青い車を見たことはありませんか?あらゆる車のトラブルに駆けつけてくれるJAFは車に乗ることが多い方にとっては心強い味方になっています。

JAFの正式名称は「Japan Automobile Federation」で、日本語では「日本自動車連盟」と言います。年々会員数を増やしており、2017年12月には過去最高となる1901万人を突破したことが話題になりました。

この数字は世界の自動車クラブと比較しても多く、アメリカ・ドイツに次いで世界3位の会員数になります。日本で運転免許証を持っている人の5人に1人はJAFの会員であることを示しています。

入会金・年会費を払うことで会員となり加入できるJAFですが、会員以外でも連絡を入れればサービスを受けることができるというから驚きです。非会員でも利用できるJAFに会員となるメリット・デメリットについて紹介します。

JAFの会員になるデメリットはある?

先ほども紹介しましたが、JAFの会員になるには入会金と年会費の支払いが必要になります。

・入会金:2,000円
・年会費:4,000円

損保会社やクレジットカード会社のロードサービスによっては、入会や年会費が無料のところもありますので、高く感じるかもしれません。

JAFが持っている拠点は1693か所となっており、損保会社などのロードサービスが9000か所も拠点があることを考えると少ないと感じる方もいるでしょう。

このような状態でも年々会員数が増えるのは、デメリット以上のメリットがあるからです。

JAFの会員が増える秘密 入会のメリット

JAFに入会していない人でも、サービスは受けることができると紹介しましたが、非会員の場合はサービスを有料で受けることになります。それが、会員であれば無料で受けることができます。

サービスの種類としては、
・バッテリー上がり
・パンク交換
・キーの閉じこみ
・落輪
・ガス欠
・けん引
・高速道路でのバッテリー上がり・パンク交換・キーの閉じこみ・ガス欠
などが挙げられます。非会員であれば、平均約12000円ほどの支払いが必要となりますので、年間に1回でもJAFを利用する機会があるならば、会員になった方が得ということになります。

実際に非会員でJAFのお世話になり、サービスを体感してから会員になる方も多いようです。

任意保険などにもロードサービスがついていますが、それとJAFとの大きな違いは「対象者」にあります。任意保険などのロードサービスの場合、サービスを受けることができる対象が「契約した車」になっているのに対して、JAFでは「契約した会員」となっています。

このことは、とても大きな違いを持っています。それは、JAF会員であれば実家や友人の車・旅先のレンタカーなど「自分の車以外のトラブル」でも無料でサービスを受けることができるということです。任意保険の契約ではサービスを受けられる車が決まっているため、旅先や人の車でトラブルが起きた場合にはロードサービスに来てもらえないのです。

また、サービスの対象は車だけでなくバイクも含まれています。さらに海外の「国際自動車連盟(FIA)」に加盟している自動車クラブのロードサービスも受けることができるため、海外旅行先でのドライブでも味方になってくれます。

ロードサービスだけでなく、JAFへの入会で数多くの優待特典が受けられることも人気の秘密になっています。

・遊園地・テーマパーク
・ファミレス
・スーパー銭湯・温泉
・動物園・水族館・美術館・博物館
・道の駅
・カラオケ

上記に挙げた以外にも、いろいろと家族や子どもとの外出先でちょっとした割引やサービスを受けることができる特典がそろっています。家族でドライブを楽しむ方にとってJAFへの入会は、よりドライブが楽しめるようになるアイテムになります。