駐車場で失敗しない!車庫入れ&縦列駐車のポイント

車の燃費・乗り方

車庫入れ・縦列駐車が苦手、を克服しよう!

教習所に通っている時から、車庫入れや縦列駐車に苦労する方も多いのではないでしょうか。教習車でできるようになっても、いざマイカーを持つと感覚がくるってしまい、うまく駐車できないという状況に陥ってしまいます。

慣れてしまえば平気とよく言われますが、外出先での慣れない駐車場や、後続車がいるような状況では焦りも出てなんども切り替えしてようやく駐車できたという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

駐車に失敗してしまうと、愛車にも大きな傷がついてしまうことが多々あります。愛車を傷つけないためにも、車庫入れ・縦列駐車のコツをマスターしておきましょう。

車庫入れをスムーズに行うためのポイント

自宅での駐車や、外出先の駐車時にスムーズに車庫入れをする際のポイントを紹介します。これまで意識していなかった点があるかもしれませんので、自分が駐車する時のことを思いだしながら確認をしてみましょう。

・駐車スペースに近づく際はしっかりと寄せる

駐車スペースに近づく際、車の隣の隙間が50㎝~100㎝ほどになるように寄せておくのがポイントです。

車を停めたい場所側の後方を、隣の車や障害物(ポールや壁など)に近づけておくようにします。ぶつけてしまいそう!と思って、スペースをあけすぎると駐車スペースに大回りで入ることになり、スムーズに駐車できなくなります。

・スタートは停めたい場所に垂直になってから

車を停めたい場所が決まったら、そのスペースに対して自分の車が垂直になる位置に車を停めてスタートするようにします。駐車スペースの内輪側の枠線が自分の方と並ぶところがスタート位置の目安です。車の車種によっては運転席が前後するため、どの位置がベストなのかはある程度経験を積んで身に付けるようにしましょう。

・バックする際は隣の車から離れる

車をバックで駐車場に入れる際には、内輪側になる車からは離れるようにします。この時、目視で後ろを確認するのではなく、ミラーを利用して距離感をはかるようにしましょう。ミラーで周りのものとの距離感がわかるようになると、車庫入れが苦手ではなくなってきます。

また、近年はバックモニターがついている車も増えていますが、自分の目で確かめることを忘れないようにしましょう。

・切り返し回数を少なくするには停止時にハンドルを大きく切る

切り返しの回数を少なくするためには、車が停まっている時にハンドルを切るのが大きなポイントとなります。こうすることで短い距離で車の向きを変えることができるようになります。

・1度では停められないことを理解する

駐車する際は何度か切り返しをするのが当たり前だと考えましょう。ただ、切り返しの回数を2・3回と少なくして停めることを心がけるようにしましょう。

あまりスペースがない駐車場や後続車がいる際にも、無理に1度で停めようとせず、落ち着いて駐車をするようにしましょう。

縦列駐車をスムーズに行うためのポイント

縦列駐車をする機会はあまりないかもしれませんが、どうしてもそこにしか停めるしかないという場合も出てくることでしょう。そんな時にも慌てずスムーズに停められるといいですね。

縦列駐車のポイントは以下の通りです。

・駐車スペースに近づく際にはしっかりと寄せる

駐車スペースに車を寄せる際には車体の左側のスペースを50㎝~100㎝ほどになるように寄せておきます。

・バックを始める位置に気をつける

車をバックさせ始めるのは、駐車スペースの前に停まっている車と並ぶ位置を目安にします。

・しっかりと深く入れる

浅い進入角度で駐車スペースに入り始め、車の左側に気をつけながら右の後輪を駐車スペースの枠線に近づけます。後輪が枠線に近づいたらハンドルを右に切って車の向きを変え、左の前輪が左側の枠線に近づくようにしましょう。