自動車メーカーが認定した販売店で中古車を買おう

中古車購入の注意点

中古車の購入には当たり外れがあるという現実

新車を購入した場合には、すべての部品が新品ですからどの車を購入しても大きくハズレと感じることはありません。ですが、中古車の場合には前のオーナーの乗り方・メンテナンス・点検や整備の状況によって車の状態が大きく変わってきます。

年式が新しくても雑な乗り方をされていれば傷みが激しいこともありますし、古くても大切に乗られてきてコンディションのいい車もあります。予算の都合でどうしても年式の古い車や走行距離が多い車を選ばざるを得ないという場合には、特に購入後にトラブルが起きるかもしれない車を買わされてしまわないか注意が必要です。

突発的に短期間だけということではなく、中古車でも購入後にはなるべく長く乗りたいと思うのであればなおさら、中古車にもそれなりのお金をかけておくことをおすすめします。

たとえ中古車であっても、車が安く売られているにはそれなりの理由があります。高い値段をつけたところで買ってもらえることがないから安くなっていると考えましょう。元はそれなりの値段だったけれど大きく値引きしてもらえたという時も注意が必要です。それだけの値引きをしても販売店は利益を得られるから値引きをしているということを頭に入れておきましょう。

その車を買う前に!買ってはいけない車の特徴を知ろう

中古車は同じ型式・似たような走行距離のものがあっても、それぞれに全くコンディションが違います。販売店によって、車の取り扱い方にも違いが出ますので、しっかりと自分でも見極められるようにしておきましょう。

まずは中古車店を訪れた時から、店の雰囲気などをチェックするところから始まります。

◎状態の悪い車を買わされないためのポイント

・店自体の雰囲気が怪しい
・車が安すぎると感じる
・修復歴車(事故車)がある
・走行距離が不明
・整備されていない

中古車販売店を訪れてみて、上記のようなポイントをしっかりと確認するようにしてみましょう。営業マンに質問をしたところで、セールストークでうまく丸め込まれてしまうこともあります。適当に相槌を打ってしまって車を購入することになると、後々大変な思いをすることになるかもしれませんので、気をつけましょう。

近年は悪徳な中古車販売店も減り、さほど心配することはないと言われています。ですが、自分が中古車を見極めることに自信がないのであれば、大手の中古車チェーン店を訪れるようにしましょう。

特にメーカーが認定している販売店やディーラーの系列になっている中古車店であれば、大きな失敗はありません。整備や点検もしっかりされ、保証もつけられた中古車に出会うことができるでしょう。

メーカーが公式に認めている中古車店とは?

国産のどのメーカーも、それぞれが公式の中古車情報サイトを持っています。欲しい車のメーカーが決まっているなら、そのサイトを見てみるのが安心して素早く希望の中古車に出会う第一歩となるでしょう。

各メーカーの公式中古車情報サイトは以下の通りです。

・トヨタ:T-UP
・レクサス:CPO
・日産:日産U-CARS
・Honda:Hondaオープンテラス
・マツダ:Mazda U-car Search
・スズキ:U’s STATION ON THE NET
・スバル:SUGDAS

どれもメーカーが認定しているお店となっているので、修復歴のある中古車が売られている可能性は低く、アフターフォローも充実していることが多くあります。

公認以外の中古車販売店に比べると価格が高めに設定されているのですが、その分安心感が高くなります。新車に比べると安価な価格で、失敗する心配もなく状態の良い中古車を手に入れられるのですから、おすすめです。

少し高めの中古車を買うことになりますが、信頼できるお店から購入することで失敗や後悔がなくなるのですから、決して損ではありません。