車をピカピカに!ボディコーティングのすすめ

車の燃費・乗り方

ボディコーティングをするなら新車を買った時に

車の表面をピカピカにしてくれるボディコーティング。ディーラーやカー用品店で広告を見かけることがあります。車がピカピカになるなら、いつやっても同じような気がしますが、実際には新車を購入した時に行うのがおすすめです。

というのも、新車で車の表面に傷がない状態にコーティングをするのが一番手間なく美しく仕上げることができるからです。ある程度乗って表面に傷がついた車にコーティングを行おうとすると、コーティング前に磨き処理をしてもらう必要が出てきます。すると、磨き処理の分だけ費用が上乗せされてしまうことになります。

コーティングの効果を十分に得て、費用も安く抑えるなら、新車購入時にボディコーティングを行うようにしましょう。

ボディコーティングは信頼できる業者に任せる

新車を買ったタイミングでボディコーティングをするなら、ディーラーに依頼するのが早いと考える方も多いかもしれません。その場合には、値段に気をつける必要があります。

ディーラーによっては自分の工場でコーティングをすることもあるかもしれませんが、多くは業者に委託してコーティングを行います。そのような場合には、業者から紹介料が支払われている場合があり、その紹介料がコーティング料金に含まれていることがあります。

一般的なコーティングの料金を知っておき、ディーラー経由のコーティングの代金が相場以上に高いものでないかどうかを確認するようにしましょう。ディーラー経由の代金が高いのであれば、信頼できる業者に個人的にお願いしてコーティングをしてもらうのがおすすめです。

コーティングの種類別メリット・デメリット

ボディコーティングにもいろいろな種類があります。それぞれの種類についてメリット・デメリットを紹介します。

◎油脂系コーティング

車の表面に油を塗って水を弾くことで美しさを保つコーティングです。施工が簡単に済むのがメリットですが、何度も雨に降られているうちに洗い流されてしまい他のコーティングに比べると早めに劣化してしまうのがデメリットです。

コーティングを長く持たせるには、時々塗り直すことがポイントとなります。

◎樹脂系コーティング

油脂系と同じく、油を利用してつやを出してくれるコーティングで、比較的安価でつやつやの仕上がりになるのがメリットです。雨にも強いという特徴があり、コーティングを落とす際には洗剤を使って落とすことになります。

あまり長持ちはせず、元々の塗装にダメージを与えてしまうことが多いのがデメリットです。

◎ガラス系コーティング

樹脂にガラス繊維が入っていたり、ガラス繊維に他の成分を加えているコーティング剤がガラス系コーティングです。日々のメンテナンスを行っていれば、コーティングが長持ちするのがメリットです。ですが、劣化が進むにつれて塗装面に悪影響を及ぼすものが多くあるのがデメリットです。

◎ガラスコーティング

ガラスの高い透明性を持った被膜によって車の表面をコーティングしてくれます。持続性が高いのがメリットです。コーティング剤が固まるまで時間がかかるので、施工に数日かかることがあります。また、自分ではコーティングするのが難しいため専門家に任せる必要がありますので、費用が高くついてしまうというデメリットがあります。

コーティングすることのメリット・デメリットは?

車にコーティングを施すと、普段のお手入れが簡単になるというメリットがあります。ただし、「コーティングをすると洗車をしなくていい」と考えてしまうのはNGです。コーティングをすることで車の表面についた汚れは落ちやすい状態になるため、汚れが気になった時にちょこちょこと洗車をすることでキレイな状態を長くキープできるようになると理解しておきましょう。

コーティングされた車の表面についた汚れはだいたい水洗いのみで落とすことができます。たっぷりの水を含ませたスポンジで優しく表面をなでるだけでピカピカになります。洗車の際にごしごしとこすってしまうと、さすがに傷がつく原因になってしまいます。洗う際・水をふき取る際には十分な注意が必要です。

また、クルクルと円を描くように拭いてしまうと光が乱反射するように傷がついてしまい、傷が目立つようになってしまいます。一定の方向に吹き上げるようにすると、傷が目立たずコーティングも守ることができます。